住宅ローンを借りた銀行や信用金庫で火災保険に加入することができますので便利です。最近は保険に質権を設定しない金融機関が増加していますが、銀行などでは火災保険の販売を推進しています。銀行などで保険に加入すると保険料が割安になります。それは、住宅ローンを借りている債務者団体を組成して、保険料の団体割引をしているからです。不動産業者などで加入するよりも保険料が1割程度は安くなりますので、メリットがあります。
一方で、銀行などの金融機関は、火災保険に加入することを住宅ローン審査の条件としてはならないことが法令で定められています。保険販売に伴う手数料を得ることを目的として、保険加入が審査においてプラスに働くようなことをしてはならないのです。融資を通じた優越的地位の濫用を防止しているのであって、ローンの利用者が自主的に保険に加入することを妨げているものではありません。このような措置を弊害防止措置と呼んでいます。